D18 ピル副作用の倦怠感、そして不正出血
D5からD14までのプレマリン服用(10日間)を終え、1日飲み損ねてしまった(D15)もののD16から再び真面目にプラノバールを内服している。
本日D18で3日目。
何だこれは。本当にだるい。眠気が強い。
吐気こそないものの、本当に何をも手につかないしんどさなのである。心なしか瞼(上眼瞼)まで浮腫んでいるのではないかという気までする。
これまでのホルモン剤内服歴により、内服開始から3~4日目あたりまでが副作用のピークで、あとは徐々に慣れるというのが実体験としてわかっているものの。
今期この副作用(プラノバールは2クール目)は耐えがたいものがある。
昨日は眠気強く動けない状態になり、日常生活に支障をきたした。本日はまだ少し良いものの、浮腫み・だるさ(易倦怠感)・眠気がしんどい。
もしかすると頭痛もこのせい。
正直なところ挙児の希望は全くないため、生理さえ定期でまともに来てくれれば良いのである。ただそれだけのことが、こんなにも遠い。
くわえて副作用に耐え内服しているというのにも関わらず、D18の本日、不正出血。チャラリ~~。一体何のための内服。
私の体はもうどこかでネジが狂ってしまっているようで。
生まれてこのかた、一度も定期的に順調な生理が来たことがないので、もうこれは生まれつきの欠陥なのだと割り切っている。だが副作用は辛い。しんどい。
ネット社会の産みだしたおこぼれ的在宅ワークを本業とは別に請け負っているのだが、締め切り間近にこの何をも手につかぬ状態になり本当に本当にしんどく辛い。
辛すぎて吐露。
明日はまた受診が出来ればと考えている。
子供を作る気がなくても生理不順を放置してはならない理由
子供は要らない。不妊治療カンケーない。
女子として後はもう枯れるだけ(※私の場合)
でも生理不順はそのままにしてはいけない。
何故か?
生理がなかなか来ない人はつまり、常日頃からエストロゲンに子宮が曝されている状態である。
エストロゲン高値が続くと、それだけ子宮体癌のリスクが上がっていく。長い時間をかけて、じわじわと。
出産したことがない、肥満、月経不順(無排卵性月経周期)がある、卵胞ホルモン製剤だけのホルモン療法を受けている
高血圧、糖尿病、近親者に乳がん・大腸がんを患った方がいること
《子宮体癌のリスク》
このようなリスクを持っていると、高齢になってから体癌を生じる可能性がある。子宮体癌の治療は子宮全摘に加え両側付属器の切除。かなり大掛かりな手術となる。
癌化のリスク以外にも、閉経の恐れがある。
これはエストロゲンが原因という訳ではなく、何らかの原因で卵巣の機能が低下し、徐々に生理の間隔が伸び、気づいたらいつの間にか閉経していた。という状態。
生理不順が続く女子そして3ヶ月以上月経が来ていない人は年齢関係なくそのまま放置しないで一度婦人科受診することをオススメします「気まぐれ産婦人科医のひとりごと」
プラノバール服用後の体調変化、副作用まとめ
●服用期間:D14〜D27(14日間)
●容量:1日1回1錠を定時に
●副作用:腹痛、腹満、眠気
受診時判明したことだが主治医の処方誤りで本来10日飲むべきだったところ14日間服用したことになるらしい。
内服後は2日で生理がくるとのことだったが、内服を終え5日目より点状出血、6日目から月経開始。このタイムラグは一体。
自前の黄体ホルモンが出ていた?
副作用の腹痛は服用後4日目より出現し酷いときは生理2日目よりも強いレベル。体が慣れたのか服用10日目には軽快し気にならなくなった。
眠気の副作用は5%以下となっているが内服からくるものなのかはっきりはしない。
内服により血栓症のリスクが上がるため、以下のような症状に留意。
→腕や足の腫脹、疼痛、しびれ、熱感、発赤
→頭痛、吐き気、胸痛、息切れ
急に腕や足が片方のみ腫れた場合、早急にかかりつけか総合病院への受診が必要。その際、卵胞・黄体ホルモンの合剤を内服していることを告げること。息苦しい場合は救急車を。
その他起こりうる副作用。
吐き気、食欲不振、頭痛、眠気、倦怠感、ニキビ、肝機能異常、胸の張り、浮腫、体重増加
血圧上昇は頻度不明となっているが、再診時の血圧が140台とかつてない高値をマークしたため自宅にて安静時血圧を測定せねばと思っているところ。
とにかく腹痛。
あと3周期やることになってしまったが、毎度この腹痛では耐え難いものがある。憂鬱。でも頑張る。
D20 絶望的腹痛
プラノバール服用し7日が過ぎた。
数日前より自覚していた腹部の張りは徐々に痛みへと変化し、現在は
●まるで食後であるかのような腹満感
●生理2日目に匹敵する腹痛
●1日を通し襲ってくる眠気
に悩まされている。とにもかくにもお腹が痛い。生理でもないのに生理痛が酷い。
以前もアンタゴニスト法で排卵誘発をした時も腹満、腹痛に悩まされたが。今回はただの内服でありながら、副作用としては一番強いかもしれない。。これも慣れが必要と言われればそれまでだが。
周期を記録するのは体調管理のためであって、私の治療の目的は挙児にはない。つまり子供を作るために不妊治療をしている訳ではなく、生理不順の治療として現在治療を受けている。
これまでならホルムストローム療法としてデュファストンを内服することで消退出血が期待できたのだが。それでは体が反応しなくなり、卵巣機能不全の診断にてカウフマン療法(プレマリン/プラノバール)を受けることとなった。
生理不順。生理が2〜3ヶ月にいっぺんしか来ないなんて便利でいいじゃない。
そう思っていた時期が、私にもありました。。(猛省)
次回は、なぜ生理不順を放置してはいけないか?
子供を産んでからも終わらないPCOSとの戦いの日々について少し触れたいと思う。
D14初診。今度こそ通院する。
昨年ぶりに自分のことで医療機関を受診。
今度こそ通院したい思いでこの記事を書いている。
と言うのも自分はごりごりの多嚢胞性卵巣症候群であり、一度も生理が順調に来た試しがない。
これを書いている今も幾度かの不正出血を経て、もう不愉快で仕方がない自分の体について相談すべく今回初めての医療機関を受診した。
母親から聞かされていた「フランケンシュタインみたいな先生よ」という前情報そのままに、確かにお顔の造形が多少崩れているようにも見える主治医が登場。
独特の言い回し、説明のやり方に少々戸惑うも、診療自体は滞りなく終了。
エコー上、左の卵巣が4cm程に腫大しており、卵巣のほとんどを巨大化した1つの卵胞が占めていた。
「卵巣の機能が落ちている。ということです。」
「子宮は4-7mmあり、大きさに問題はない。ということです。」
「卵巣の機能を元気にしたい。ということであれば、プレマリンを飲むと良い。と思います。」
文才が無さ過ぎて再現できないのが口惜しいが、本当に独特の言い回しによるムンテラ。すごい。こんな診療があったなどと。
「あなたは良く分かっていらっしゃる。と思うのだけど」
と何度もしつこく言われたのは、おそらく長らく治療をしていたことについて言っていたのだろう。しかしながらプレマリンの内服は初めてである。
黄体ホルモンの内服薬にはいくつかの種類があり、私の常備しているデュファストンは黄体ホルモンとしてはとても弱い作用のある薬だ。
今まではこれで生理をおこすことが出来ていたのだが、とうとう体が反応しなくなり。
子宮の厚みがなかったことなども考慮すると、そもそものエストロゲンが出ていない=卵巣機能が低下している。という先生の発言はごもっともである。
プレマリンはエストロゲンとプロゲステロンとの合剤であるらしい。ホルモン剤の副作用はこれまでも苦しめられてきたけれど、初めての薬は自分がどう影響されてしまうのか、いつも不安になる。そうでなくともここのところ、謎の腹満と腹痛に苦しめられているというのに…
治療経過はどこか見える場所に残しておきたいと思い立ちあげてみた。
とくに面白みはないが同じ病態に苦しむ人に届いたら良いと思う。